衆院選挙費用は放映権料で賄えば

期日前投票に行くと無料配布の総務省中央選挙管理会発行の「テレビ番組誌衆議院選挙版」が堆く平積みされていた。ぴっくあっぷさんによると、駅とかにも置いてあるらしい。「投票日までの13日分のテレビ番組表を掲載!」とある。
表紙から裏表紙まで36ページある。うち9ページが選挙広報だ。この手の選挙広報を兼ねた番組誌、去年の参院選挙あたりから発行されるようになったみたいだ。そういや選挙もテレビも総務省管掌だったかあ。
さて、この番組誌を手に取っての反応プロセスをチャート式に表した。

a.そう言えば、役所の無駄な冊子が増えているなあ。大体、俺は期日前投票に来たのだから、俺に広報しても仕方ないだろが。
b.いやあ、a.↑の無駄というのはどうかねえ。俺は期日前投票に来てやったんだから謝礼代わりにこれくらいの便宜受けて当然だろ。航空券だって早割りサービスがあるだろが。早く期日前投票済ませれば済ますほどこの番組誌の利用価値が高い。なかなか合理的じゃないか。
c.そもそもだ、衆院選ってのは、サッカーW杯やオリンピック並みの最強コンテンツだろ。政は「まつりごと」と読む。その最大の祭り事が衆院選なんだから公示日から投票結果までのありとあらゆる選挙関係番組から放映権料取れば衆院選費用769億円のかなりの部分は賄える。こんなテレビ番組誌なんてショボイことやってないでもっとスケールアップして考えろよ。大体、この番組誌自体が9・11開票速報特番の宣伝みたいなもんだろが。
d.コーショクセンキョホーで、んなことできるワケないってか? 改正しろや。選挙半民営化賛成! そしたらもっとスター軍団が立候補してさらに華やぎそう。
e.で、この放映権料の一部から宝くじを付ける。権利者は有権者で、投票用紙自体がその宝くじになる。投票した段階で番号付き半券をもらい、選挙後、当選番号を決める。一等は1億円。投票しなかった場合は権利放棄で無効。
f.あ〜あ、世も末だあ〜。
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