小泉チルドレンは自民党マザーズ公認銘柄

昨日の国会論戦やライブドア関連のNHKクローズアップ現代」を見てつい悪乗りしたくなった。
前世紀末、東証マザーズが立ち上がった時、世界で一番上場基準が甘い市場と言われていたそうだ。ちょうどバブル後遺症不景気の真っ只中、規制緩和論のうねりが大きく、アメリカのIT隆盛振りを横目にベンチャー育成が叫ばれていたことが背景としての大甘基準だったのだという。IT補助金まで湯水のように出され、不正受給もかなり出た。当時のあの森首相が「イット革命」と叫んでいたころだった。
それが結果的にベンチャー促成栽培につながった。日本は何にしても極端から極端にぶれることがよく分かる。その分、ITバブルの崩壊ぶりは豪勢なものだった。その中で生まれたのがライブドアの前身、オンザ・エッヂだった。
一度崩壊しても、若芽だけに息を吹き返すのも早かったが、大甘ぶりは変わらないまま今日に至るわけだが、「新しい時代の波」はスピード、促成でとにかく成長スピードが速かったことだけは間違いない。そうなると、実際に成長が遅くても速さを装う必要が出てくる。
その体質と親和性があったのが、昨年の解散総選挙だったわけだが、自民党は同じように「新しい時代の波」を演出せねばならない上に刺客の公認も大急ぎで決めなければならず、公認審査基準を緩めざるを得なくなった。とにかくマスコミ受けしそうな、女性候補、今風な証券アナリスト、話題の村長さん、最近メディアに露出した人々を片端から掻き集めた。「実質推薦」の堀江貴文氏もその1人だった。
民主党は父が小泉、兄弟が武部、竹中、堀江とでライブドア3兄弟などと言っているが、未納3兄弟の超劣化二番煎じで痛い。
ここは前原代表の「膨らんだ自民党議席粉飾決算」のより具体的揶揄として「大甘の審査基準の自民党マザーズ公認が産んだ小泉チルドレン」とするのが、最も時宜に適った攻め方だろう。何しろ、大量の1部上場公認議員が造反したのだからマザーズ市場で旋風を巻き起こすという手に出たのだ。そしてマザーズ市場から一部市場よりも得票時価総額が上回る候補者が続出したというわけだ。有名官僚、有名エコノミストM&Aで根こそぎ買収し、トウが立ち始めた小池百合子株式交換ならぬ選挙区交換までしてリニューアルさせた。
あのヒラリーマンマザーズから当選、「上場した途端、年収2500万円、濡れ手に粟とはボクのことですよ」なのだ。一番の広告塔堀江氏は当然、ライブドアの広告塔も兼ねたシナジー出馬だったわけで、想定内落選は痛くも痒くなかった。
結局現在の自民党議席は選挙(決算)当時の時価総額ベースであり、次の決算で保持できている保証はないということだ。
ちなみに落選すればファザーズ(父さん)上場ということになる。
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