和田義彦氏盗作疑惑に見る文化為替差益

イタリア人画家アルベルト・スギ氏の作品を和田義彦氏が盗作した疑惑、これは盗作というより海賊行為に近い。ビッグマック指数ではないが、美術界にも文化為替指数のようなものがあるからこのようなことが起きる。
美術専門家によると、スギ氏の作品はヨーロッパで1点日本円で100万円前後で売買されている中堅画家とのこと。つまり、一流ではないということだ。
肝心なことは、日本ではヨーロッパで一流の画家なら注目され、こんな露骨な盗作疑惑など不可能だということ。スギ氏が中堅で、日本では一般に注目されてなかった画家だからこそ盗作の対象になった。
これは、アメリカなどで流行っていて日本にはまだ上陸していない物やアイデア、学術論文などを仕入れて日本で売り出すとかと基本的に同じ。こういうことって探せばきりがないくらい多いに違いない。
より露骨にやられているのが中国で見られる海賊商品。日本製品の品質の良いイメージと中国製品のイメージとのイメージ為替差益で稼ぐ。逆にイタリアの場合、芸術的為替指数が高いからブランド物は日本で高値で売買される。
和田氏の場合、盗作疑惑が起きる前からイタリア帰りの画家として知られていたから後は、イタリアブランドにふさわしい付加価値を出せるかにかかっていた。しかし、複製技術はあっても、独創性がなければブランドを活かせない。イタリア中堅画家スギ氏の作品は格好の海賊対象だったに違いない。
イタリアでは中堅=日本では芸術選奨級の超一流
これがイタリアと日本の文化為替レートだ。
これほど継続的に同じ画家のをコピーし続けていた事実を考えると、盗作ではなく文化為替差益狙いの海賊版製作者というのがふさわしい。
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