NTTの制服姿で光売るUSEN営業マン

NTTの光回線 接続料大幅下げへ(日経) 「NTT東日本です」という営業マンがドアの前に立っている。「NTT東日本」のロゴの入ったライトブルーの薄手のジャンパーを着ている。
その営業マン氏、「10分で戻ってきます。その間に申込用紙に記入しておいてもらえれば回収させてもらえます。あ、印鑑は別にいいですよ」
だけどもらった名刺は「USEN」、NTTなんて文字一つもない。申込書はGyA0光withフレッツだ。
光回線とプロバイダーのセット契約だ。ということはOCNを使っている身としては、プロバイダーを変更しなくてはならなくなるが、営業マン氏、そんなことお構いなく「10分で書いて下さい」だ。
何なのかよく分からんので断る。これって実質偽装兼催眠商法じゃないの?
最寄のNTT東日本の営業店に問い合わせると、「営業店同士で申し合わせてユニフォームを貸しています。本社は関係していません」という。あくまで営業現場だけの戦術かと思いきや、NTT東日本本社お客様相談室に問い合わせると、「そんなことしていません。調査してみます」という。
で、今度は本社広報から電話があり「代理店契約している店には申し出があれば貸与しています。営業店が勝手にやっていることではなく本社として認めています」という。
「名刺にはNTT東日本代理店なんて書いてなかったですよ」
「きちんと名乗らせるように指導しているのですが・・・」
超高速回線でNTTが6割のシェアを持つ光回線をライバル社に貸し出すのは分かるのだけれど、まさかユニフォームまで貸し出す親切までしているとは思わなかった。それにしても、なぜこんなに話が二転三転するのだろう?
「こんな紛らわしい販売のされ方されるとユーザーの方が戸惑う」
「おっしゃる通りですね。ジャンパーのことについては検討させていただきます」
紛らわしいと分かっていたら、最初からするなよと言いたいところだが、日経新聞で社長さんが、

NTTは「(光ファイバーの接続料は)原価割れの状況」(和田紀夫社長)と主張。逆に光ファイバーの回線開放義務の撤廃や接続料の値上げを求めており

とのことで、本当はこんなことやりたくない筈だが「開放しろ」圧力があり、ついでにユニフォームまで開放に及んだということなんだろう。
それにしても、OCNの営業マンが全然来てくれないのはなぜなんだろう。
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