名物キャスターはなぜか長寿

livedoor ニュース:米CBSの名物キャスター、ダン・ラザー氏が退社へ 入れ替わりの激しいテレビ界でなぜかニュースキャスターはとんでもなく長寿(居座り)な人が多い。ラザー氏(74)は25年だ。
ラザー氏の前任、ウォルター・クロンカイト氏(89)は1963-81年、アンカーマン18年務めている。
彼のエンディング「では、今日はこんなところです」を直輸入している筑紫哲也氏(70)がNEWS23を始めたのは1989年だからもう17年になる。筑紫氏はラザー氏にもぞっこんで彼がアンカーマンを降りるきっかけとなった「ブッシュ大統領の兵役逃れ疑惑をめぐる捏造を自分の番組で紹介し、「今までこの番組のスクープで間違ったことはありません」と絶賛した数日後、ラザー氏本人が「I'msorry」と捏造と認めた。
その筑紫氏の“ライバル”久米宏氏(61)は1985-2004年、19年ニュースステーションを務めた。それ以前に司会していた「ぴったし カン・カン」の9年、「ザ・ベストテン」の8年を足した数よりまだ多い。
さらに同じテレビ朝日系列「朝まで生テレビ」の田原総一朗氏(72)は1987年〜で、19年
ちょっと地味だが木村太郎氏(68)はNHK時代の「ニュースセンター9時」(1980-88)と、フジテレビでのキャスター&コメンテーターを含めると、実質26年、駄洒落と失言の中で生き続けている。
メインキャスターをニュース番組の総理とするなら、アメリカ大統領は最長8年、日本の総理大臣でもせいぜい佐藤栄作の8年が最長不倒なのを考えると凄い長寿だ。
日本の3人とも辞任ものの物議は色々あった筈だが、辞任しない。もう比べるものといったら、中小企業経営者かオーナー企業経営者くらいだろうか。
この世界で世代交代が進まないのは、なぜだろう。定着すれば視聴者にポジティブな面、ネガティブな面、両方で受け入れられ、キャラ自体が「毎度御馴染み」の日常生活のアイテムと化すからだろうか。視聴者はツッコミ甲斐のある共通の相手を求めていて、それが長寿の秘訣なのかも。
ちなみに、この6人の引退年齢と現役(今現在)年齢を平均すると68歳になる。しかも福井総裁が利殖に励んでも及びもつかないくらいの高所得だ。
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