日本の法則〜オシムらくは年齢が

Here There and Everywhere:【ダバディさんが本気でポスト川淵三郎を狙ってる】
日本の法則
1998W杯フランス優勝→トルシエ監督  2002W杯ブラジル優勝→ジーコ監督
俺的サプライズ 2006年ドイツ大会優勝→アルゼンチン→マラドーナジャパン

この「日本の法則」を一般化すれば、
過度の期待⇒過度の失望⇒世論が納得しそうな過度の人心一新⇒禊終了⇒以下ループ
ということになるのだろうか。
W杯優勝国から監督を選ぶというのは、単なる結果なのか、マスコミ世論を配慮してなのかようわからないが、そう言えば、岡田武史元W杯監督もNHKの番組で「当分の間はマスコミがあれこれ言うのを黙らせるぐらいの実績のある外国人を監督にしておいた方がいい」と言っていた。監督を選ぶのもチームの現状分析を差し置いてまずマスコミ対策だから、恐らく今度も世論が納得しそうな落し所を探っているんだろう。
(追記6/25)と暢気なこと言っているうちに川淵キャプテンが自演オフサイドか1人オフレコか知らないけれど、ジェフ千葉監督のイビチャ・オシム氏(65)とばらしてしまった。
官による規制(トルシエ)⇒小泉的官から民へ(ジーコ)⇒次期首相?的柔軟性(オシム)
という、正反合という絵に描いたような弁証法⇒世論が納得。日本の法則は今回も場当たり禊ということで当たりか。
ただ、次の南アフリカ大会では70歳寸前だけど本当に大丈夫なのか? 年トルシエ爺子さんに本当なってしまっている。

これはもちろん、サッカーに限らないことで、ごく最近の例では、

ライブドアへの喝采ライブドア事件堀江貴文社長逮捕⇒平松庚三新社長就任⇒臨時株主総会で禊終了

民主党4点セット追及⇒偽メール事件⇒前原代表辞任⇒小沢民主党誕生⇒偽メール問題有耶無耶解消

このプロセスで異常に展開が早いのは、1つのイベントが終わって一気に人事刷新に切り替わるスピードだ。刷新が終わり、禊が済めばつい1週間前までの最大の関心ごとと思えたことがまるで遠い昔のことのように思えてしまう。ついでに反省もその場限りで、いつの間にか水に流すが如くに忘れられ、深く追究されないまま人事的追及のみが熱心になされる。
平松社長がライブドアポータルサイトの広告減を何とかしようと広告主から指摘されたのは「早く禊をしてくれ」だったという。それをしないことには世論の了解を得られないのだ。で、臨時株主総会を開いた。

直近の例:
物言う株主への過度の期待⇒インサイダー取引福井俊彦日銀総裁関与利殖問題⇒?
「日本の法則」を当て嵌めると「?」の解は自ずと想像がつく。
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