いつまで経っても破滅しない北朝鮮

livedoor ニュース:【ミサイル発射】韓国の市民団体、北を一斉に非難(朝鮮日報) 今回のミサイル打ち上げ大会も早くも夏の日の思い出になりそうな悪寒。

自ら国際的な孤立と破滅を招く行為であることを自覚しなければならない。

「国際的孤立」と「破滅」。この言葉を聞いて幾星霜、裏腹に、なんかどんどん元気になっているように見える。90年代後半、北朝鮮崩壊説というのがまことしやかに説かれていた。私の物好きな知人はその頃、北朝鮮ツアーに申し込んだ。説明会に行くと殆どの人は「崩壊する前に一度見ておきたい」が動機だった。まだ「ベルリンの壁崩壊」の記憶が生々しく、そのノリで歴史の証人たらんとしたのだろう。彼は結局、行けなかったという。テポドンが発射され、チャーター便乗り入れ禁止の経済制裁が行われたためだ。
今世紀に入り、2002年秋に拉致家族一時帰国者を北朝鮮に戻さないと日本政府が決断した時も平沢勝栄議員などは「北朝鮮は冬を越せない。音を上げて折れてくる」と自信満々だった。

しかし今も崩壊せず、北朝鮮は元気だ。

なぜだろう。まず前提が間違っている。孤立なんて全然していない。どころか、友好国に取り囲まれていて安泰だ。中国、ロシア、韓国。周りが全部サポートしてくれているんだから崩壊する訳ない。
遺憾表明なんて口動かすだけだから安いものだ。中国は高度経済成長、ロシアは資源価格高騰でウハウハ。北朝鮮を番犬役にして吼えるご褒美に餌与えるぐらい安いもんだ。吼えるにも理由がある。米軍の対応力を中露が観察するとか色々メリットある。
ロシア領近くに着弾もロシアは承知済みの筈だ。恐らくその頃、その海域にはロシア船籍の船はいなかったと思う。関係者には是非調べてもらいたいものだ。(追記:と書いたら、着弾海域はロシア軍管理海域だそうで、米第七艦隊旗艦「ブルーリッジ」もウラジオに暢気に停泊していたとか。きっと花火大会を見学していたんだろう。外務省レベルでは公式通知なかったけれど・・・by報道ステーション、軍レベルではと)
韓国政府って実質北の与党でしょう。六カ国協議なんて北、南、中露対米日、4:2のハンディキャップマッチで、何かが進展する筈もない。先延ばしのための儀式。税金の無駄。
韓国現政権を支えたのがオ○マ○ニ○ー○とか何たらとか、ネットメディア。市民メディアと言えば聞こえがいいけど、ちょっと頭足りなさそな連中がエラソーに世論作っているつもりなんだから衆愚にならないわけない。もちろん、民衆マインドコントロールのエキスパートである金王朝が利用しないわけないと思う。
かくして今後、どんな派手なイベントがあろうとなかろうと、あっと言う間にエピソードになり、何事もなかったように時間が流れる。
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