50歳前後の女性死亡率が微妙に増加?

livedoor ニュース:[日本人平均寿命]男女、6年ぶり短く 男性は3強ならず この記事を読んで、男性が弱く、女性が相変わらず強いのかな、と思ったら、そうでもないようだ。
データは1年古いが、厚生労働省の統計:性・年齢別にみた死因年次推移分類別死亡数及び率(人口10万対)を見ると、2004年の女性の40代後半は前年に比べ、137.0⇒138.4、50代前半218.8⇒222.1、50代後半298.5⇒302.4と微妙に増えている。誤差の範囲と言ってしまえば、それまでだが、同じ世代の男性は減少している。
経済苦により中高年の自殺がクローズアップされているが、その割にここら辺の男性の死亡率はまだ減少傾向にある。また60代以上もまだ死亡率が減り続けている。
もっとも、同世代同士で死亡率を比較すれば、まだ圧倒的に女性の方が低い。40代後半は男276.2、女138.4、50代前半同様、457.5、222.1、50代後半672.3、302.4。
一つの仮定として、この世代はキャリアウーマン第一世代で、死亡率も男性並みに高くなりつつあるのかなとは思う。男女雇用機会均等法が制定されたのは1985年。企業は先取りする形で80年代に入って女性の総合職を増やしていた。女性がこれまでにないストレスや、仕事&家事両立で疲労しているのではないか。
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