実はインド人は甘党

BBC NEWS:Hundreds of people flocked to a beach in the Indian city of Mumbai after reports the seawater had turned sweet. 何とまあ、ムンバイの海水が甘くなり、奇跡だとこぞって浜辺に殺到したそうな。
カレーのイメージからインド人は辛党と思っていたが、実際は違うらしい。インドは糖尿病大国らしいのだ。インドに旅行した時、太鼓腹の現地ツアーガイドが「インド人は甘い物好きで、糖尿病にかかる人が多いんです。ワタシ、日本から糖尿病の薬輸入して商売しようかなと思ってます」なんて言っていた。お釈迦様のように痩せた体格というのは、所謂下層階級の人々の話で、都会の街頭で、ちょっと金持ってそうな人たちは見事な太鼓腹の人が多い。
インド料理に出てくるあの超甘いデザートはインドのどこのレストランで食べても最後に必ず出て来た。真ん丸いスポンジ状のケーキに蜂蜜とか砂糖液をたっぷりたらした茶色の菓子。総じてインドのデザートはメインディッシュの辛さを相殺するように出来ているらしく、甘すぎるくらい甘い。
だから、ちょっとジョークぽいガイド氏の説明も冗談ではなさそうだ。インドのGDPが上昇すれば、世界の砂糖を買い占めるのは中国じゃなくてインドのような希ガス。現在でも世界の砂糖の消費量の14%はインドが占めて世界一だ。
ところで、海水が甘くなった件、多分、化学工場の廃液がなんかの拍子で混ざり合って偶然、合成甘味料状態になったのではなかろうか。多少、甘い味が付けば、甘さに飢えた貧困な人々が殺到し、奇跡となれば、少しの甘さも凄く甘く感じられる――。そんなとこだと思うのだが。
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