公務員互助会起源の考察

H-Yamaguchi.net:「返す」で済むわけないでしょ 例の岐阜県のことだけど、この手の話って、大体不況の時が多いのが特徴だと思われ。
今は景気が良いと言われても実感レベルではワーキングプアが話題になってるくらいだから、そうは言えない。羨ましさ指数では依然公務員>>>>民間であることに変わりない。
でも、戦後の歴史を振り返れば、逆に民間>>>>公務員の時代だってあった筈で、むしろこの60年で言えば、終戦からの奇跡の復活を経て高度成長をひた走る石油ショックまでの期間は、むしろ公務員のイメージというのは鼠色の制服に象徴されていたように暗かったと思う。
公務員の俸給は常にダブル・デジットで上がる民間の給与を人事院勧告で後追いして一定の水準でしか上昇しなかったと思う。この時代、「公務員は安定しているが給料は安い」は定説だったと思う。
恐らく、今回明らかになっている架空請求などのテクニックは、この時代に開発されたのじゃないかと。当時は安い給与の補填として暗黙のうちに了解されていたのが、いったん、慣例ができると、時代が変わっても惰性で継続される。近年それがやっと赤字財政という抜き差しならない問題が浮上して槍玉に上げられたというのが実態なんじゃないかと。実際、この手の問題が盛んにマスコミで取り上げられ始められたのは1980年に入った行革臨調あたりからだと思う。
数年前、問題になった外務省機密費流用問題も、1ドル=360円時代に外国暮らし、特に先進国での駐在はきつい時代に、「思い遣り」で流用していたのが、いつの間にやら既得権化して、1ドル=110円時代になっても、延々と続いていたのが実情じゃなかろうか。
要は時代の変化についていけないのではなく、ついていこうとしなかったまんま、いつの間にやら公務員大天国時代に気が付けばなっていた。叩くマスコミも気が付くのが遅すぎるのだ。
だけれども、このような互助会ファンドって別に公務員の専売特許とは思えない。むしろ、マスコミの目が行き届かない分、民間ではもっと凄い実質脱税の経理操作テクニックをフル活用している企業・自営業が多いのじゃないかと。それでもこういうテクニックの恩恵に預かれない品行方正な民間サラリーマンこそ真のワーキングプアじゃないかと。
それが現実というもんでしょ。
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