孝行娘が去る筑紫哲也NEWS23

筑紫哲也NEWS23が安倍晋三新政権誕生に合わせるかのように今週で終わり、来週からリニューアルする。何が寂しいと言えば、この番組で目立たず目立っていた美女アナが卒業することだ。
この番組は毀誉褒貶相半ばすれど、確実に優れているのは、メーンキャスターよりも脇役女子アナだ。正直、スポーツ担当の久保田智子さんにこの時間帯、あの屈託のないノリで会えなくなるのは寂しい。10年前の女友達にｿｯｸﾘという事情もあるのだけれど。
それから天気担当の山田玲奈さんは現代的雅を感じさせ、桜や紅葉の中継がよく似合った。ミス慶応、ミスオールキャンパスという肩書もある。
もともとこの番組は伝統的に評判のよい脇役女子アナには定評がある。小倉弘子、進藤昌子などなどメーンキャスターを食う脇役キャスターが巣立っている。
元々午後11時台はニュース内容よりも美女アナ争奪戦の激しい時間帯であるらしい。そりゃ、仕事で疲れたサラリーマンにややこしいこと伝えるよりも、癒し優先だろう。今のところ「斜め45度の女王」滝川クリステル@フジテレビが独走しているらしい。今回のリニューアルにはこの人をどう攻略するか、日テレともども苦心の結果のようだが、一度ならずに度もNHK天下り膳場貴子が頼りでは心もとない。
この番組のよさは、家族的雰囲気だろう。祖父＝筑紫、父＝佐古忠彦、母＝草野満代と育ちのよい娘たち。おじいちゃんが眠たそうなこと言っても、趣味的な特集組んでも、家族で立てて番組を支える。特に親孝行な娘たちがいい。
来週以降はどうなるのやら。家族崩壊だけは起きてほしくない。
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