左斜め45度化した筑紫哲也NEWS23+α

孝行娘が去った筑紫哲也NEWS23を見て、何か既視感があった。[初出9月27日]
そう、ライバルの斜め45度の女王のフジテレビと錯覚してしまうのだ。滝川クリステル山本モナになっただけでカメラアングルまでほぼ同じ。両方ともハーフというのは言わずもがなだが。
この番組、もともとアングルが左に傾斜していたが、斜め45度まで傾斜して右よりチャンネルに接近するとは、近頃の政局混迷ぶりと軌を一にしているのだろうか。
このアングルで一番前方で大写しされるのが、山本モナでメーンキャスターの筑紫、膳場貴子が後方で小さくしか写らないのも、あっちと同じ。
唯一の違いは、大写しされる分、滝川はよく目立つのに、同じように写されながら山本はそんなに目立たないのはなぜだろう。
山本モナの顔には天然フィルターのようなものがあって、大写しなのに顔の輪郭がよくつかめない。ヘアスタイルの影響もあるのかもしれないが、素のままでシェードの中にいる、という雰囲気がある。筑紫たちと話している時は、うつむき加減になり、尚更表情がよくつかめない。しかも喋り方にも翳がある。
いよいよ午後11時台は、左右無関係に夜のニュース銀座クラブ化してきたのだろうが、こういう目立って目立たない人のご登場となると、ちと行く末が心配になる。
やはり「目立たず目立っていた」人たちがいた時の方が良かった。
<30日追記>ちょっとunreachableな場所に逝っている間にとてもTBもらえそうもない話題性が薄いこのエントリーにTBいただいた。その後、「目立たない」はずの山本モナさんが「一晩」のうちに一気に目立ち過ぎてしまったのだ。思えば、あの陰翳はこれを暗示していたのかと今にして思う。
株に喩えれば、公募割れIPO銘柄が一転、ストップ高連発状態になったようなものだ。あっという間にクリステルさんと対等ですよ。ただただ不明を恥じるばかりだ。女性には奥の手があることを思い知らされた。
細野豪志さん、まじめそうな顔してやりますねえ。大物若手ホープはこうじゃないと。民主党にとってもNEWS23にとっても、これはwin-winな関係であるかと。

更に追記:10月2日の放送で、膳場貴子キャスターは「番組からのお知らせです。山本キャスターは体調が優れないためしばらくお休みさせていただきます」と告知した。当分か永遠か分からないが、斜め45度もしばらくお休みのようだ。
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