日本に核兵器は持ち込まれていない

フジテレビ報道2001竹村健一が1981年の「ライシャワー核持込発言」などを引き合いに出し、「こういのは誰もわかっていることで大人の対応するということやね」と発言していた。しかし、これは15年古い。実際にアメリカは1990年初頭からトランスフォーメーションを始めており、外国に核を持ち込むことをやめている。
これは、当時毎日新聞ワシントン特派員だった重村智計早稲田大学教授も、そのような記事を書いている。
というか、日本の場合、ライシャワー発言で大騒ぎの中、横須賀に入港した空母「ミッドウェー」のような海上艦船からも既に撤去されており、持ち込んでいたのは原潜だけだったとされる。これは当時、米軍関係者から聞いた話だ。ミッドウェーを中心とする空母機動部隊は、1973年、横須賀を事実上の母港にしており、当時から風当たりが強く、緊急の必要性もなかったので核搭載をやめたのだという。これは偵察衛星の発達で、危急の動きがあればすぐに察知して、海上艦船にはいくらでも核兵器の緊急輸送が可能なシステムが出来上がったことも背景にある。
1990年代に入って、冷戦が終了し、敢えて外国港にまで核を持ち込む必要性もなくなったということだ。
しかし、今後は分からない。コンドリーザ・ライス国務長官も今回の日本訪問で「日本は核の傘に入っていていかなる事態にも日本を守る能力を持っている」と語ったが、これはある意味、意味深だ。再び方針が転換され
、核を積んだ艦船が入港するかもしれない。
我々はこれをはっきり承認すべきだろう。非核3原則などという偽善と決別する時が近づいている。北朝鮮が基本的に何も変わっていない、中国もロシアも所詮しぶしぶの最低限の妥協しかしていないことをライスは既に見抜いている。彼女はジミー・カーターのような甘ちゃんじゃないのだ。
へえぇ〜ならClick⇒人気blogランキングブログランキング・にほんブログ村へ