虚経済って何よ?

404 Blog Not Found:仮想経済=複素経済の虚部? 読んでいて脳味噌が裏返しになりそうだ。よう分からん。
問題は虚経済は実経済と違って「コピーしても減らない」という「反保存則」が働く点。だから虚/実レートの下げ圧力は暴力的に高い。

現時点における「複素経済学的錬金術」というのは、一旦実を虚に変換し、虚の「コピーしても減らない」を使って元本を大きくし、それを実に戻すというやり方を取られている。Millionaireというのは今や国を問わずこれの世話になっている。もちろん私自身を含めて。

結局、「コピーしても減らない」のが虚経済の最大の特徴であるらしいことはなんとなく分かる。
でも、貨幣そのものがそうだし、別にサイバー世界でなくても、弾さんのようなコンピュータプログラミングでなくても、日常の周りにあるありとあらゆる製品はプログラミングでコピーされたものだ。今食っている明治のチョコレートもコピー、今たたいているキーボードもコピー、一冊の本は英語で文字通りcopyだ。明治チョコの設計者も、同じ明治チョコが大量コピーできるようにプログラミングしたのだ。以下同様だろう。もちろん、資源が枯渇すればコピーできないのけだけれども、製品はその範囲内で無限にコピペできるから事実上基本構造は変わりないのじゃなかろうか。要はスピードと効率の違いだけではないかと。
工業製品だけじゃない。農業だって、遺伝子という生命のコピペツールのファイルである種子を撒いて複製を大量生産することだ。狩猟社会時代、最初に農業というプログラミングを発見した人間は今のIT長者のようなもので、恐らく元祖millionaireだったに違いない。
とすると純粋無垢な実経済って狩猟経済のことなのだろうか? 狩猟民は恐らく、獲物を取ってコピーしようなどと考えなかったろうから。
だから、

一つ外しようがないのは、今後ますます虚、すなわち絵空事は大事になるということ。虚が実のおまけだった時代はとっくに終わって、むしろ虚が主で実が従という時代になりつつある。しかし、それでも経済は経世済民でありοικονομία(家政術)であることに変わりはないはず。

と言われてもイマイチ呑み込めない。昔からそうだったのじゃないの?
「仮想経済≠複素経済の虚部」じゃないの?
ちなみに、どう見ても為替はディリバティブであろうがなかろうか虚実変換じゃないし、同様に仮想経済と経済の変換だって虚実変換じゃなさそう。貨幣そのものが虚だから。
結局\{?。?}/ワカリマシェン
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