逆回転の女王クリスティン・ズコウスキー

女子フィギュアスケートNHK杯は浅田真央ちゃんの順当優勝に終わったけれど、一番注目してしまったのはアメリカのクリスティン・ズコウスキー(Christine Zukowski) 。ひょっとしてバンクーバー五輪で日本勢の最強の敵になる悪寒。
パワフルで、ダイナミックで、体力もてあまし気味過ぎてまだ荒削りだけれど、将来性を感じさせる。そして、審査員を戸惑わせる意外性の逆回転。いくら審査員でも、見慣れた回転と逆のことされると、面食らって細かいところまでチェックする余裕あるのかどうか。
何よりも、17歳にして、物凄い勢いで色香が馥郁としてきていることだ。この両方の身体能力では日本人選手は叶わないだろう。右の写真は、今年3月の世界ジュニア。真央ちゃんが2位、クリスティンが3位だった。まだあどけなさの残影があったが、9ヵ月後の彼女は一段と大人になっている。これで細やかなテクニックを身に付けたら一体どうなることやら。とても日本勢１、２、３フィニッシュと喜んでいる場合じゃない。
3年後、彼女に対抗できるのは、恐らく今回の3人組ではなく、もうミキティと呼べない安藤美姫だけじゃないかという気がする。
へえぇ〜ならClick⇒