日朝国交回復はノーベル平和賞級らしい

「(日朝)国交正常化でノーベル(平和)賞取ってももおかしくなかったですよね」by神保哲生@マル激トーク・オン・ディマンド「死に体ブッシュとほとんど死に体安倍の接点PART1:1時間6分経過」 へえぇ、そんな凄いことだったのかあ。
2ちゃんねるにもこんな書き込みが残っている
首相が北に寛容な理由について、永田町ではこんな解説まである。「改革断行内閣といいながら、いずれも中途半端に終わっている首相にとって、 日朝国交正常化は歴史に名を残すことができる重要課題。終戦60周年となる 来年(平成17年)、日朝国交正常化を成し遂げる気だ。朝鮮半島を安定化させ、ノーベル平和賞でも狙っているのではないか」
しかし、「おかしくなかった」とまで言い切るのはかなり凄いと思う。
トークでは当時の小泉首相ノーベル平和賞を狙っていたのに、それを強硬派の安倍晋三に潰されたので恨んでまだ許していないということらしい。
確かに2000年、金大中北朝鮮を訪問しただけで受賞してはいるけれど、これはまがりなりにも南北平和統一という大いなる幻想があった。北朝鮮と国交がある国は山とある中で日本が国交回復したからノーベル平和賞というのは凄すぎる感じがする。もちろん、そこにはピョンヤン宣言の「双方は、核問題及びミサイル問題を含む安全保障上の諸問題に関し、関係諸国間の対話を促進し、問題解決を図ることの必要性を確認した」を進め、核、ミサイル開発が完全撤去、拉致問題も完全解決という希望的観測も込みでの話だろうが、二番煎じの北朝鮮絡みでまだ平和賞取れるというのは、いくらノーベル平和賞が大甘だといえ、テポドン並みに飛びすぎていないか。
神保さんが飛んでいるのか、小泉さん自身が飛んでいたのか、よく分からないが。
ちなみに同じトークで、佐藤優元外交官が、あるインタビューで小泉前首相がドイツで「私が一番好きなのはワーグナー」と言ったのは、国辱物で、それでもバッシングを受けなかったのは、小泉前首相が子ども以下扱いされていたからと言っていたことが紹介されていた。この類の話は彼の著「国家の自縛」にも載っている。多分、ワーグナーの音楽がナチスに利用されたからということらしいが、子供なのは佐藤優だろう。国民的大音楽家を好きと言われて怒る国民がいるとしたら、そっちの方が小児病的だ。飛んでいないと駄目な人々が多過ぎるような。
Clickで救えるblogがある⇒人気blogランキングブログランキング・にほんブログ村へ