今冬は意外と寒い

世界は先月に引き続き第1位を更新、日本も第4位の高温(気象庁) 意外と低い。日本の場合、+1.44℃と、1月の気温としては1989年(+2.09℃)、1972年(+1.65℃)、2000年(+1.46℃)に次いで、統計を開始した1898年以来、4番目に高い値(第4位)。
最高の1989年1月は昭和天皇崩御の月。記憶では、そんな暖かかった印象ない。2月の大喪の礼が寒かった日に行われたこともあってか、記憶に歪みがあるのかも。
昨年12月が意外と寒かったためもあるのかもしれない。それにしても+0.78℃で「意外と寒かった」というのもアレだ。だんだん感覚が麻痺してきている。1月の+1.44℃も史上4番目だと、やっぱり「意外と寒い」印象だ。
12月も1月も積雪が少なく、余計に暖かく感じられたのかもしれない。あるはずの雪のない北国の風景をテレビ映像で見せられると、一層印象が強くなる。昨冬が多過ぎたこともある。
大体、積雪量と気温とは必ずしも比例しない。北海道の雪は雪質は良いが、積雪量では(かつての?)北陸以北の日本海側にはかなわなかったはずだ。昔よく行った長野県のスキー場は初春の頃、5〜6m積もっていたが、質の悪いベタ雪で重く、初めて北海道のスキー場に行った時は、雪がアスピリンスノーで雪煙を上げながら軽々とターンできるのでびっくりした。ただ積雪量なら半分くらいじゃなかったろうか。
冬に雪が積もらないということは、フローばかりで、ストックのない、きりぎりすのように貯金が溜まらず、いざというときに使うもののない悲しい状態のような気がする」(さなえさん)とのことだが、今夏の水、大丈夫だろうか。
今冬は意外と寒い。
しかし、世界の平均月間気温は2ヶ月連続最高記録を更新した。
温暖化すれば、積雪量の多い地帯も北上して、北海道の雪質も悪くなるんじゃなかろうかと心配になる。これが原因で、東京の夏も水不足になり、間欠的に話題になる首都移転論⇒仙台あたり、なんていう議論が巻き起こるかもしれない。
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