幸福の黄色いハンカチ米国里帰りとイラク戦争

yellow ribbon山田洋次監督の念願叶う! 『幸福の黄色いハンカチ』ハリウッドでリメイク決定!! 元々のオリジナルはアメリカのTie a Yellow Ribbon 'Round the Ole(Old) Oak Tree(幸せの黄色いリボン)の元になったエッセイで、アメリカでもテレビドラマ化されているから、リメイクというよりも、日本が加工リメイクして、さらにそれを逆輸出すると言った方がいいんじゃないかと。
なぜ今頃アメリカで「リメイク」かというと、イラク戦争の行き詰まりがあると思う。「幸せの黄色いリボン」というのは、受刑者の帰郷を待つ話だけれど、同時に泥沼化していたベトナム戦争で戦う若者が無事に帰って来て欲しいという本来のYellow ribbonの意味とが重ね合わせられていた。原作者のピート・ハミルベトナム戦争特派員体験があり、反ニクソン派で知られていた。
だから今度「リメイク」される「Yellow Handkerchief」も恐らく、背景がガラリと変わり、イラク戦争、ひょっとしたらイラク従軍拒否だってエピソードに取り入れられるかもしれない。この映画が完成するころ、イラク戦争はどうなっていることやら。
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