田中宇氏の地球温暖化トンデモ学

田中宇の国際ニュース解説:地球温暖化の国際政治学  かなりユニークな国際政治解説だとは思うけれど、もうちょっと基本というか精読すべきというか・・・。
ニューヨークの資本家層は、イギリスからアメリカに世界の覇権が移ることに伴い、1890年代から1930年代にかけて、ロンドンからニューヨークに移ってきた、ユダヤ人を中心とする勢力である。欧米の資本家の中心地は、16世紀にはスペインにあり、資金はスペインの植民地開発に回されていた。
うむむ、とすると、彼らはやがて上海に移住して来るのだろうか?

発展途上国は、これから工業化して発展する際に二酸化炭素を多く排出する。先進国は、すでに産業の中心がサービスや金融、ハイテクなど、二酸化炭素の排出が比較的少ない産業になっているし、省エネ技術も進んでいる。温暖化対策として二酸化炭素の排出が世界的に規制され、排出が多い途上国は、排出が少ない先進国に金を払って排出権を買う必要がある。日本や欧州は、ハイテク技術を途上国に売って儲けることもできる。発展途上国は、先進国から新たな税金を取り立てられるようなものである。
うむむ、今のところ、発展途上国京都議定書では削減義務は果たされておらず排出権を売れる立場なんだが。仮に義務を課されても、1人当たりの排出量は中国にしてもインドにしても先進国に比べてべらぼうに低い。どっちにしても、損する状況じゃない。むしろ、これを餌にグローバル経済促進の先導役を担っていることの方が問題だろう。

ブッシュのエタノール開発計画は、下落したトウモロコシの価格を再上昇させる効果を持っている。
うむむ、今注目されているのは、関連記事にもあるように、従来の穀物のトウモロコシから醸造するのではなく、茎などにあるセルロースから抽出する、つまり、cellulosic ethanolだ。トウモロコシの茎や葉は、トウモロコシのコーンの国際価格に影響しないだろう。まあ投機的に騰がることはあるだろうが。

G7に入れてもらったロシアは、見返り的に京都議定書を批准した。
うむむ、ではなくて、これとかこれが原因だろう。
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