裁判官は説教魔なのか

「今回の事件に関し、裁判所にハンディキャップがあるお子さんを持つお母さんから、手紙をもらった。若くして成功した堀江被告の姿に勇気付けられ、ハンディを克服して働く力をもらったという。貯めたお金でライブドアの株を買って、今も持っているそうだ。実刑にしたが、今までの生き方すべてを否定しているわけではない。罪を償って、再出発をしてほしい」
堀江貴文ライブドア社長判決文で違和感持つのは、こんなところだ。
時代劇の大岡裁きじゃあるまいに、道を諭すような文言を入れられると抵抗感がある。
裁判官の仕事は有罪か無罪、情状酌量の余地があるかどうかまでだろう。堀江裁判は起訴事実を裁く裁判であって、堀江貴文被告の人格や人生観を裁く場所ではない。そんなことをするのは越権行為だろう。生き方がけしからんから実刑だと言わんばかりの文言だ。ハンディ抱えた子供を持っているからなんだというのだ。3流の浪花節を判決で言われると白ける。
裁判官はただの法律の専門家じゃないか。何を偉そうに、余分なことに口を挟むのか。そんなことは瀬戸内寂聴あたりにやらせておけばいい。
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