日本のブログ投稿数調査にびっくり

isologue by 磯崎哲也事務所:日本のブログの投稿量にびっくり!で紹介されているGlobal Blogosphere への企業向けガイドの円グラフ見て、日本語のブログの投稿数、すごっ!って言われても、中身読むとワケワカメだ。
page2の円グラフによれば、言語別ブログ投稿数は英語39%、日本語33%だそうで、英語と日本語の世界的普及度の差を思えば日本語のシェアは驚異的であるとのことだが、でも、これだけでは何のことやらで、直にびっくりする気になれない。数字のデータソース書かれていない。大体パーセンテージだけで投稿総数がいくらかさえ書かれていない。まさかテクノラティ・ユーザーのみの各国投稿数をそのまんま反映させたんじゃないだろうね。それにしても日本以上に気合入っているはずの韓国語の投稿数はなぜ欄外なんだろう? 不思議一杯のレポートだ。
page5、6、8、9のEdelmanオムニバスブログ調査はpage37に調査法が書かれているが、各国まちまち。ここには日本1000と書いてあるが、なぜか各グラフには日本の回答数が書かれていない。
Edelman 東京支社の黒澤敬という人が日本語の投稿量の多さなどについて「その多くは、ペットや、音楽、子育てなどの個人的な話題を取り扱っている」などと理由をなんか書いているけれど、この調査結果に基づく単なる印象論にしか見えない。日本のブログ登録者数は868万件と紹介しているが、じゃあ他国はどうなっているのかぐらい書いてくれなきゃどう判断していいか分からん。technoratiには5500万ブログと書いてあるけれど。
八つ当たりじゃないけれど、大体、テクノラティジャパンのブログランキングにしてからが、最終更新日が滅茶苦茶だ。尊敬する内田樹先生のブログの最終更新日はなんと「141日前」。更新日にしてからがこれだから、こんな「レポート」まともに受け取れと言われても受け取れるわけない。どうせ企業向け宣伝なんだから、なんかの釣りのような、いかがわしさ。
それはさておき、こと調査に関しての信頼度は、今のところ、
新聞>テレビ>>>>ネット
でネットによる調査はまだまだ信頼できる代物じゃないと思う。調査だけならネットはスピーディーで簡単だが、同時に捏造も簡単そうだし。
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