サンシャイン2057

sunshine2057駄作かどうかは見る前からある程度勘で分かるものだけれど、でもやっぱり一応参考までに見てみようと思って見たら、やっぱり「サンシャイン2057」は駄作だった。
まあ、太陽の光度が弱まり、地球冷却化という設定自体に科学的にも世論的にも無理があり、更に天然の超巨大な水素爆弾である太陽にたかだかマンハッタンと同じ量の核爆弾打ち込んで何の意味があるのとか、そもそも核爆弾を太陽にぶち込むだけなら人間8人も連れて行く必然が分からない、無人でいいだろとか、最初の時点でこけているわけだけれど、それを置いても物凄くデジャブな寄せ集め。
アーサー・C・クラーク原作の「2001年宇宙の旅」と「2010年」をそれぞれイカルスⅠ、イカルスⅡでまとめてやったという感じ。
しかも太陽接近による神秘感覚、狂気が、ガクンと安っぽくて白ける。神秘に打たれる俳優たちが皆、間抜け顔に見える。悲壮が滑稽に見える。
で、真田広之は何を見たんだろう? 単に映像を見せるだけの設定としか思えない。
しかも、怪物化したイカロスⅠの船長がまるで「エイリアン」だ。
それで、最後は「アルマゲドン」風。
ほかにも色々デジャブなシーンがあるようだけれど、思い出せない。
大体、タイトル自体が池袋サンシャインをイメージさせるからry
ど、どうしょうもないorz
ま、まさか、これは地球温暖化懐疑派によるキャンペーン映画じゃないんだろうね。
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