3年間待つんだぞ国民投票法

国民投票法が成立　自民、公明両党の賛成多数で参院で可決(朝日) 目標から半月遅れたが、まずはめでたい。論点そらしで無視のための無視で「小沢代表、参院選で子育て重点」なんて言っている党はそのうち分裂するだろう。
不満なのは3年間凍結だ。60年も凍結されておいてまだ凍結するというのは暢気すぎる気がする。世の中、そんなに待ってくれるもんじゃない。およそこの世は皮肉なもので、「3年間待つのだぞ」と正式決定した途端、3年以内に「今すぐでないと間に合わない」状態になるものだ。
同審査会では、3年間の凍結期間中は、公務員への「政治的行為の制限」の具体的な基準づくりや、選挙権年齢も18歳以上に引き下げる法整備も検討するほか、与党側は改憲案の骨子・要綱案なら作成できるとしており、実質的な改憲論議が始まる可能性もある。改憲案を投票にかける前に個別の論点を国民に問う「予備的投票制度」についても今後検討する。
としているが、こんなもの合わせてこれまでに議論しておくべきだった。
与党の公明党も9条改正に否定的なため、改憲への道筋は不透明だ。
まあ、公明党がノーと言っても、民主党が分裂するのでどーでもいい。公明党が野党になりたければ「ノー」と言えばいい。嫌だろうから、結局賛成するだろうが。
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