地球環境局長に省エネでないウォーキングさせて審議長引かせる参議院

[教育3法案]野党抗議の中、参院委で可決 20日成立へ 参議院文教科学委員会・蓮舫(民主)委員の質問(ビデオ22分経過後28分半)で答弁に立った南川秀樹環境省地球環境局長を見ると、そのエネルギー非効率に呆れる。
南川局長は蓮舫委員が10回の質問するたびに臨席退席を計10回繰り返して答弁に立っている。蓮舫委員が質問している時の視線を見れば分かるが、質問されるたびに委員会室奥の席からのこのこ出て来て、答弁するとさっさと奥の席に帰る。計10往復は結構きついし、何よりも時間の無駄だ。大相撲の仕切り直しであるまいに。
このビデオでは分からないが、NHK中継だと8回目あたりからさすがに「どうせまた質問されるからもっと近くの席に座れ」と誰かに促されたのだろうか、往復距離が半分程度で済む席に座っていた。
答弁マイクのすぐ前に正面席(空席だらけ)があるのだが、1環境省局長ごときでは、正面席には座らせてもらえないのだろうか。だとしたら物凄い差別というか序列主義だ。あるいは文教科学委員会ということで文部科学省以外の役人は外様だから奥にいろ、ということなのだろうか。これまた恐ろしい縦割主義だ。
常識的に考えれば、「質問は全て終わりましたので退席されて結構です」と言われるまで正面の席に座らせるだろう。最初から再質問されることは分かっているのだから。
大体、地球温暖化対策の省エネに関する安倍晋三首相の等身大ポスターなどの啓蒙広報の経費削減で質問しているのに足元の無駄な質疑応答時間削減については全く無頓着なのだからどうしようもない。
で、この文教科学委員会は、教育関連3法案は審議は十分尽くされたとして与党側が強行採決、野党側は審議不十分として委員長を取り囲む(ビデオ1時間14分経過後)というドタバタ劇で終了。
安倍ちゃんの等身大ポスターの質問するのもいいけど、そんなに質疑時間が不足しているなら他でやってもよかったのではないか。何より南川局長はなぜまあ、こんなところで、ウォーキングをしなければならないんだろう。これも審議不十分の要因になっている。
それとも、「審議不十分」を演出するためにちゃっかり利用されたのか。
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