シエスパはガス会社と合弁すればよかった

渋谷の爆発事故「シエスパ」で現場検証 「ガス田の上に乗るメガロポリス」(花崗岩のつぶやき)と指摘されているように東京の地下が天然ガス田なのは以前から分かっているわけで、シエスパ東京瓦斯大多喜ガスとかガス専門会社と合弁事業していればこんな大惨事にならなかったと思う。
ガスセパレーターまで設置していたのなら、水温の低い温泉(実質昔で言う鉱泉らしい)の温度を上げるために、この天然ガスを燃やせばいい。素人だけでやるから無駄ばかりか事故まで起きる。ガス会社が天然ガス部門を管理していれば安全管理だって徹底できるだろうし。爆発する間に燃やせよ。所謂究極のコジェネだ。ガスが余ったら、ガス会社が引き取ればいい。
大体、天然ガス漏れによるメタンって、温室効果ガスとしては二酸化炭素よりも強力で、その排出源の30%ぐらいは採掘時やパイプラインからの漏れと言われる。天然ガスが比較的二酸化炭素排出量が石油や石炭より少ないと言っても、この漏らしを減らすのが課題。
ガス爆発に気を取られて、目先の安全管理のみ考えるのは近視眼的だ。
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