富士山に地下ケーブルカーできていたら

地下ケーブルカー<富士山>1日に山開き 多くの登山客が山頂目指す ツェルマット帰りで思い出したのは、幻の富士山トンネルケーブル計画だ。ツェルマットには、日本では信じられないくらいのスピードで登る地下ケーブルカーがある。標高1600mのツェルマットの街からマッターホルン(4478m)を見渡せる2200mの高台まで急勾配をわずか3分。垂直時速12kmだ。感じでは東京の地下鉄より速いんじゃないかと思えるほどだ。
四季を通じて富士山頂からの景観を楽しみたい、との夢を実現するため1960年代初め、富士急行によって計画された。
構想によると、地質的に最も安定した富士山南西斜面(静岡県側)の下をくり抜くもので、富士山有料道路から南側に始発駅を設け、途中8合目にも駅舎を設ける。路線は最深部で地中35.4メートル、浅いところで地下6.6メートルを進むケーブルは、山頂まで12、13分で行く。8合目で5合目から登ってくる山麓線を降り、頂上に向かう山上線に乗り継ぐ。定員は山麓線170人、山上線120人、交走式で各2両編成。推計年間延べ乗客数は山麓線60万人、山上線42万人とした。当時のキャッチコピーは「ハイヒールで日帰り登山」だったとか。1963年には国に対して建設申請をしたが約10年後、「環境保全の立場からいささかも自然を損なう懸念のないよう期す」と、申請を取り下げ、自然保護への配慮を歓迎された。
またそれより約30年前の1935(昭和10)年、東京の山崎亀吉がトンネルケーブルカー敷設願を国に提出している。吉田口登山道から5合目目で直径16メートルのトンネルを掘りケーブルカーを通す計画で工事費は500万円だったが翌年、内務省は申請を却下した。

結局、「環境保全」という理由で幻に終わったわけだけれど、「環境保全」というならスイスの方がよっぽど環境を無視している。マッターホルン山麓3800mの地点まで登山電車に乗ってハイヒールで行ける。他にも、地下ケーブルカーやゴンドラを使って周辺の山まで行ける。
富士登山だって、ピーク時は行列ができるほどなのだから地下ケーブルカー造っておいてよかったのじゃないかと思える。ぞろぞろ行列してゴミ捨てられるより、ケーブルカーですいすい登れた方がむしろ、ゴミもコントロールできそうな気がするし、何よりも安全だ。富士山は歩いて登りたい人だけ歩いて登り、それ以外の人はケーブルカーで登ってもらった方がいいと思えるほど大衆的な人気があるのだから。
大体、上の方はガラ場なのだから造っても「環境保全」も何もないだろう。
ついでに世界文化遺産なんて、どうだっていい。以前も書いたけれど、富士山自体世界的に珍しくないのだから。
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