参院選真の争点憲法九条に拘った新党日本は偉い

新党日本分裂! 荒井、滝両議員が「解党宣言」、田中康夫氏と決別 (iza!) 荒井氏らは、田中氏が6月27日、党内手続きを経ないまま参院選の公約に「憲法9条第1項、第2項の堅持」を盛り込み、発表したことを批判。この内容は容認できないとし、修正を含め対応を協議してきたが、話し合いがつかず「信頼関係を欠いている」(滝氏)と、事実上の離党に踏み切った。
新党日本は小さくとも健全野党だった。同じことを自民党民主党でもやって欲しかった。
世の中は年金やはたまた「しょうがなかった」が参院選の最大の争点であるかのごとき騒ぎようだが、これらを争点とするのは、郵政民営化を争点だと強弁した以上の大うつけである。
教科書的に言えば、参院議員の任期は6年なのだから、向こう6年間で日本は何をなすべきかが争点であって、1年以内に名寄せだか統合だか突合だか照合だかします、そんなものできるわけない、など争点で有り得ない。
そんな狂騒の中、新党日本はまことに基本に忠実で、文字通り今後6年以内の喫緊の課題、憲法九条で真っ向対立して分裂したのだから、あっぱれと言うしかない。さすが田中康夫さんだ。分裂による悪影響も何のその、意見が決定的に違う人間とは袂を別つ、こういう政党こそ本来の政党だろう。あ、荒井広幸参院議員と滝実衆院議員におかれては、しょうがない別の諸般の事情があったことは拝察しますけど。
小沢民主から意識的に浮いている前原誠司さんも、このお二方に見習って、なんか行動起こしてもらえないものか。前原さんも、荒井さん同様、国民投票法案採決で欠席されているから同志のよしみということもある。最近この方、鳴りをひそめているようだけれど、なんか起こせばサプライズ起きるんだろうけど。
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