本当はおかしい岡島当選松坂落選

[大リーグ]岡島が32人目の球宴出場選手に ネット投票で 米大リーグ機構は5日(日本時間6日)、オールスター戦に出場するア、ナ両リーグの32人目の選手を決めるファン最終投票の結果を発表し、レッドソックス岡島秀樹投手(31)が5候補中トップの約440万票を集めて、大リーグ1年目で選出された。
オールスター戦は所詮顔見世興行なのだからどうでもいいのだけれど、中継ぎ投手が選ばれること自体、そもそもおかしい。
中継ぎ投手にしても、クローザーにしても、基本的に長いレギュラーシーズンを乗り切るために先発投手陣の負担を減らすためのサポート役だ。
オールスター戦は日本の場合、1投手3イニングまでで、1年1試合だけのメジャーリーグでは実際にはもっと短く2イニングがいいところだろう。つまり、最初からサポート役はお呼びじゃないのだ。基本的に先発投手から選び、プラス少々クローザーという配分でいいのだ。クローザーになれない投手が担当する中継ぎのような中途半端な役どころは必要ない。岡島だって、そこらへんよく自覚しているので「自分はシャドー、松坂がヒーロー」と言っている。
そうは言っても、短いイニングなら中継ぎがスペシャリストだという向きもあるだろうが、それなら逆にオールスター戦に先発は不要ということになるが、論理が真逆だろう。所詮、中継ぎは先発は無理だが中継ぎなら務まるということで特化された部門でしかない。指名打者が普及する前、打者でも代打専門がたまに選ばれることはあったが、あくまで余興の余興だ。
で、松坂大輔は選ばれるべきだった。勝利数ア・リーグ4位、奪三振3位。防御率では14位だが、選ばれた同僚のJ.ベケットだって13位だ。しかも6月だけに限れば防御率は1.59だ。リーグ5本の指に入る先発投手であることは間違いないのだから。
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