どっちが凄い? 中国産段ボール肉まんvs.韓国産生ゴミ餃子

仰天! 段ボール紙詰めた肉まん販売 比率は約6対4(サンスポ) 中国中央テレビなどの報道によると、使用済み段ボール紙を煮込んで詰めた偽の肉まんが北京市で違法に販売されていたことが分かった。報道によると、段ボール紙入りの肉まんを販売していたのは、同市朝陽区の複数の露店。段ボール紙を劇物のカセイソーダ(水酸化ナトリウム)の溶液に浸して黒っぽく変色させ、さらに煮込んで柔らかくした上で豚肉と混ぜ合わせ、肉まんの中身にしていた。
今はどうか知らないが、日本でも安いアイスクリームには紙パルプと同じ原料が使われているなんて言われていたことがある。
危険食品ものの本によく取り上げられていたけれど、要するに繊維分だ。その頃は繊維分の重要性は顧みられていなかったが、繊維分豊富なわけで、今なら案外メタボ予防で結果オーライだったのかもしれない。大体、ヤギは紙食っているではないか。
今でも安物のアイスクリームには「安定剤(セルロース)」などと表示されていて、木材から抽出したキサンタンガムとか海藻成分などが使われているようだ。基本的にやってることは同じだろう。
で、段ボール。さすが中国はスケールが大きい。段ボールって古紙か化学処理したクラフトパルプで作られているそうで、繊維分ならこっちの方が豪勢に豊富だが、古紙のインクとか漂白剤とか化学処理に使われた水酸化ナトリウムとか硫化ナトリウムとか薬品たっぷりだろう。
なぜ段ボールなのか。すぐ想像できるのはシナチクやシイタケの替わりとか。色合いといい、触感といい、凄く似ているとか。特に強化紙パルプであるクラフトパルプはシコシコ感が出るような気がする。
けれど、韓国でも生ゴミ餃子事件というのがあったから、一体どっちの仰天度が高いのかよく分からなくなる。
思うにそもそも中華食品って細かい色んな物を混ぜ合わせて濃い調味料で煮る物が多いから「生物起源」なら何混ぜてもばれにくいと思う。安いと言われていた中国産農産物も高くなっているので、この種の技術は更に発展する悪寒がある。
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