脚の長い人の歩行は省エネ?

省エネだから2足歩行? 米研究者ら酸素消費量調べ推論(朝日) ヒトの二足歩行の「省エネ」度が際立って高く、酸素摂取量は平均でチンパンジーの4分の1程度だった。
人間の真似させて人間と競争させれば、そりゃ人間が勝つだろう。
二足の方が四足より省エネなんてなんか早とちりぽい。なら鹿や馬よりカンガルーの方が省エネなんだろうか。彼らを比べあった方がフェアに思える。森に棲むチンパンジーと森から離れた人間と競争させるというのはフェアじゃない。
同じ二足歩行ならなんとなく脚の長い方が省エネぽい。チンパンジーって脚短いし。
4倍の差のほとんどは、単に慣れていないということと、脚の長さに尽きるように思う。逆に人間が四つん這いで移動したらチンパンジーの10倍以上エネルギー消費しそうな気がする。
BBCの記事には、
Three of the chimps found bipedal walking used more energy than going on all fours. But one of the others showed the opposite pattern; and intriguingly, she was the only chimp to lengthen her stride.
と、チンパンジーで唯一四足より二足の方が省エネだったのは唯一大股で歩いたチンパンジーだった。適応力早かったんだろ、彼女。
研究者も、
David Raichlen suggests that early humans should show adaptations such as a longer leg length, and that there are indications of this in fossils of the genus Australopithecus, such as the famous "Lucy" specimen discovered in Ethiopia in 1974.
と言っているように、二足歩行に適応した体形⇒脚が長いということになる。
けれど、そう言われると、脚の長さで相対的に劣る日本人は(ry
要は、平地の多いところに住んでいる人間は山地の多いところに住んでいる人間より脚が長いとか、早く森林を伐採した種族は脚が長く、森林をあまり伐採しなかった日本人は脚が短いとか。
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