小田実さん死去と柏崎刈羽原発

作家の小田実さんが死去 国際的な反戦運動に尽力(朝日) 一番印象に残っているのは阪神淡路大震災直後のテレビ発言。神戸は山を削り、海を埋め立てることをずーとやっておったから、地層がおかしくなり、大震災を引き起こした可能性が高い、という趣旨だった。
これを聞いて、日本では文科系のインテリと理科系のインテリは全く別の世界に住んでいる、この両者は絶対噛み合わないから、理科系と文科系の絡み合った問題では議論不能なのだと思った。
つい最近でも、柏崎刈羽原発に災害をもたらした新潟県中越沖地震に関して小田実説を「裏付け」るような議論があったようだ。
例えば、理科系の「5号館のつぶやき」さんは、色々な事例を冷静に紹介しておられるが、ダムによる地震とかって有り得るけれど、基本的に局所的な力関係の変化で、プレート理論とは基本的に関係ない微調整的地震だろう。
なら、超高層ビルがやたら建てられている東京だって地震が起きそう。実際、人体に感じられない程度の微震は起きているかもだ。
一番スケールのでかそうなのは地球温暖化地震が増えるという説。海水が熱膨張で海面上昇につながるというのはもう有名だけれど、地殻も膨張して歪みが生じ、地震につながるそうだ。けれど、地殻は下の地熱に比べれば、温暖化による熱膨張って誤差の範囲じゃないかと。
けれど、文科系はそういうプロセスをぶっ飛ばして一気に人為的改変⇒地震に逝っちゃい、科学問題が政治問題になってしまう。
Clickで救えるblogがある⇒人気blogランキングにほんブログ村 ニュースブログへ