汗と涙で感動どころじゃない甲子園

佐賀北が5―4で広陵を下し初優勝 8回に逆転満塁HR もう汗と涙に感動する限界を超えて汗が滴り落ちる。
東電、猛暑で17年ぶりに需給調整を要請 東京電力は、22日のピークが予想される午後2時―午後3時の電力需要が6150万キロワットに達すると想定している。
高校野球の決勝戦は午後1時開始。よりによって一番暑い時間帯に、昔からとはいえ因習を踏襲するというのは、この期に及んで朝日の見識のなさは目を覆う。
大体、ベスト4のチームって、佐賀北(佐賀)、広陵(広島)、常葉菊川(静岡)、長崎日大(長崎)、関東のように時々暑いところではなく、近年常時猛暑が襲う西日本と最高気温で有名な静岡。一方で決勝常連の駒大苫小牧(北海道)は1回戦敗退、東北勢もだめだった。なんか猛暑慣れしている県代表同士の暑さ我慢大会選手権と化した。
観衆は8万2000人減=高校野球 時事通信 -になった。人気に陰りというより、もう暑くて見てられない。
社会的には大変なことになりつつあるのに、朝日新聞高野連も一向に大会規模を縮小しようとしない。
せめて試合は午前8時から2試合、二試合合わせて5時間として午後1時から4時までは休憩、午後9時試合終了ぐらいにしてもらわんと。監督や選手を熱中症にさせておいて危機感ないんだろうか。このまま放置していたら猛暑特別攻撃隊熱中症で玉砕なんてことがいつか起きそうな悪寒。
準々決勝も午前2試合、夕方2試合でこなし、準決勝は午前1試合夕方1試合。決勝は1日休みを挟んで午前9時から始めれば正午までに決着がつく。
日程がきつくなるので代表校は32チームに縮小。一昔前までは北海道代表は南北に分けておらず1チームだった。隣県同士で甲子園出場決勝大会やっていた。昔にもどればいい。
指導する立場にある文部科学省はいったい何をしているのか。財団法人日本相撲協会への指導もなっていないし、高野連への指導もなっていない。マスコミがバックにいるとかくも強いのだろうか。NHKだってニュース以外酷暑時間帯は暇な番組は可能な限り中止するよう指導しなければいかん。
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