蝿の王の選挙戦

プロボクシングの亀田大毅選手が日本人の世界ボクシング評議会(WBC)フライ級世界チャンピオン内藤大助選手に挑戦した。でも見てると、選挙戦にそっくりと今更ながら気が付く。
出馬表明⇒7月19日内藤が世界奪取に成功した一夜明けた日に当初は亀田興毅を次戦の相手に指名。
公示日⇒8月16日、内藤大助、亀田大毅両氏が届出
選挙公約
内藤大助候補(宮田党、現職、当選1回)⇒国民の期待に応える
亀田大毅候補(協栄党、新人)⇒負けたら切腹する 日本人世界チャンプ最年少記録

選挙戦⇒異例の単独ポスター 内藤−大毅戦には2人でポーズを取った定番の宣伝ポスターがない。各陣営がそれぞれ単独で写ったポスターを独自製作した。王者は「国民の期待に応えます!」、挑戦者は「亀田伝説 夢の始まり(2章)」。ポスターには別々のタイトルが添えられた。
なんか選挙戦の記事ぽい。「王者」を「現職」、「挑戦者」を「新人」に置き換えれば見分けがつけなくなりそう。
特に「国民の期待に応えます!」というのがなんとも選挙ぽい。
ネガティブキャンペーンゴキブリ
フライ級って訳せば蝿級だからゴキブリの方が偉い気がするが。
候補者同士の公開討論⇒大毅がKO宣言、内藤「勝ちにこだわる」(10月10日)
選挙直前世論調査
 現職の強みで、内藤氏がリード。
いつの間にか選挙戦がビジネスモデルになり、「有権者」もその気で楽しむ仕掛け。
開票結果⇒10月11日
内藤大助350(選挙違反1件)
  亀田大毅322(同3件)

終盤戦、首投げあり、ボディースラムあり、と選挙違反まがいのプロレス技で亀田候補反撃するも及ばず。
なお、終盤の荒技に関しては、亀田陣営から「倒したら、ナントカなる」とかナントカ指示があった模様で今後連座制の問題も絡んで尾を引きそうだ。
ところで切腹はどうなるんだろう。
Clickで救えるblogがある⇒人気blogランキングにほんブログ村 スポーツブログへ