ひろゆき氏に国民栄誉賞を

404 Blog Not Found:「その才能を国のため」?誰に向かって口聞いてるんだ!小飼弾さんがマジギレのご様子だ。その怒りはもっともで、その怒りの源泉は弾さんが別エントリーで書かれている書評 - 自殺するなら、引きこもれと微妙に絡んでいると思われ。(ちなみに件の記事:経営者たちがひろゆきを質問攻め、「その才能を国のために…」:インタビュー - CNET Japanは反感の大きさに既に削除されたのか?)
なぜかと言えば、2ちゃん風に表現すると、
2ちゃんにカキコしたのが原因で自殺を思いとどまった香具師の数>>>>(超えられない壁>>>>)2ちゃんが原因で自殺した香具師の数
という脳内推定に確信めいたものを持っているからだ。日本の自殺者数は毎年3万人をキープしているが、もし2ちゃんねるがなかったら、その数はもっともっと増えていたろう、という確信だ。
例えば社会的に孤立し、自殺を考える人間が最後のよすがとするのは何だろうと考えると、一般的に言われているいのちの電話よりも、2ちゃんねるの方がはるかに優れていると思える。
なぜなら、いのちの電話は社会的に閉ざされた関係性しか築けないし、相談員にもよるだろうが、その受け答えはある程度マニュアル化されているだろうことは容易に想像できる。一方で、2ちゃんはオープンで、あなたを完全公平に社会参加させてくれる。しかも、選択肢は無数にあり、何を言っても基本的に許される。
下手にカキコして罵倒されることもあるだろう。しかし、実社会で無視されたり、あたかも存在しないかのように扱われるより罵倒される方がはるかにいい。あなたは相手にされているのだから。もちろん、2ちゃんでもシカトされることはある。むしろ、そのケースの方が多いだろう。しかし、再チャレンジは恐ろしく容易だ。またどこかでカキコすればいいだけなのだ。
孤立化(この場合、ひきこもりとは限らない。世間的に立派な肩書を持った人間でも、人格の一部は確実にヒキコモリ状態にある)した人間のはけ口は一昔前までは日記とかクローズドなものに限られていたが、匿名性によってはけ口は飛躍的に拡大し、この巨大掲示板の巨大性によって社会が拡大した。いや、拡大したというよりも、書き手が自己爆縮し、社会が自己内部に進入することによって、人間の拡張が実現され、相対的に社会と自己との流動性が高まったと言うべきか。この点において2ちゃんは他の掲示板よりはるかに優れている。管理人の判断によって削除されることも滅多にない。これが本当のfinalventだ。
これは偉大な発明だ。ウィキペディアでも既に9カ国語で項目が設けられている。ウィキペディアに書かれたからどうのというよりも、2ちゃんは日本固有の文化、たとえばシャイな国民性などを反映したもので、やがて日本のアニメなどが世界的に広がったように、2chは世界的モデルになると思う(と書きながら、実は世界でこんな巨大掲示板ってあるんだろうかよく知らないんだけど)。
なのに、マスメディアでは99%の「良さ」はスルーされ、1%の「悪」が取り上げられる。
確かに2ちゃんのカキコはくだらないものがほとんどだ。99%クズで1%炯眼の世界だ。しかし、くだらないことを全国にさらす場があることはくだらないことではない。この世界は99%くだらないもので成り立っている。そして人間はくだらないこと抜きには生きられない。
くだらなさを排除すれば世界は崩壊するだろう。黴菌が不潔だからといって、殺虫剤を世界中に散布すればどうなるかを考えれば知れたことだろう。同様、ネットイナゴが繁殖するのはその土地(ネットサイト)の豊饒の証だ。
もし、2ちゃんが閉鎖されれば、その後の世界はどうなるだろうか。恐らく「沈黙の春」のような世界だろう。
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