金時山の霞富士と金時神社の紅葉

金時1今日こそは空が晴れ渡り、可能な限り接近しようと2月に登った金時山に勇んで行くも、登り始めた途端、雲が広がりこの有様だ。電車から見た富士は曇り一つない青空にくっきり映えていたのだから、余程嫌われているのだろう。
金時2金時山は金太郎ばかりでなく、新田次郎の小説「強力伝」のモデルになった小見山正さんが小屋の主人だった。188キロのボッカを白馬岳頂上まで運んだ伝説の人。その娘さん小見山妙子さんは今日も元気に山頂の茶店で賄いをしておられた。もう今年で75歳だ。この娘さんをモデルにしたのが井上靖の「山の少女」だ。お汁粉注文したらアズキと金時豆のミックスだった。
強力伝ゆかりの山らしく、アントニオ猪木小川直也ばかりでなく、元横綱佐田の山長嶋茂雄と登山客は多士済々だ。なぜか中村江里子まで登っている。
帰りに金時神社経由で下る。鳥居に金時山が入ってなかなかの紅葉だ。その後は登山電車も道路も恐ろしいラッシュ、渋滞。よくぞ帰れた。
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