崎陽軒シューマイ捨てちゃうの?

シューマイの崎陽軒、表示に誤り 農水省が調査へ(朝日) 崎陽軒」(横浜市)が、シューマイ商品の原材料の表示に誤りがあったとして、商品の自主回収を始めていることが28日、わかった。
JAS法で重量の多い順に記載すべき原材料名の順番に誤りがあったとされる。同省によると、同社は28日朝から、東京、横浜の両工場の稼働を停止している。

たまたま駅の崎陽軒で買い物したら、普段店頭に並んでいるシューマイは奥の棚に紙袋に入れて保管してあった。これから「回収」するのか知らないけれど、やり過ぎじゃないのか。
これまでは偽装表示だったが、今回は表示の順番の間違い。
本来「豚肉、タマネギ」の順で表示しなければいけないところを「豚肉、ホタテ」と表示していた。(日経)
ということらしいが、厳密に言えば内容物の実体を表していないが、文句言う人なんていないだろう。タマネギが多いというのはヘルシーだ。そもそも重量順なのか体積順なのかはたまたそれらにかかわりなく食材の「主要度」別なのか、それほど気にすることじゃないだろう。むしろ、注目されるのは「主要」でない添加物の方だ。
気になるのは、「回収」。捨てるの? もったいない。この程度なら、表示の順番を改正するだけで済むことだから工場の稼動を停止することすら必要ない。「一部の商品に誤った表示がありましたお詫びして訂正します」で終了だろう。できれば、お詫びに5割引で売ればいい。いずれにせよ、大新聞やテレビが全国ニュースにするほどのものでもない。悪乗りだろう。
ところで、買ったのは四季替りの弁当だったが、この前買った時は500円台だったと記憶していたがいつの間にか630円に値上がりしていた。10%は値上がりしている。こっちの方が問題だ。竹中平蔵氏が何と言おうとインフレは確実に起きている。必要ないことで、回収、稼動停止されたらますますコストがかかり、更に値上げされそうだ。
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