専守防衛野球は北京で通用するか

星野ジャパン、北京五輪へ アジア選手権V 野球の北京五輪予選を兼ねたアジア選手権は3日、洲際棒球場で4チームによる決勝リーグの最終日があり、日本は台湾を10-2で破り1位が確定、来夏の北京五輪出場を決めた。
本日も必要以上にハラハラドキドキ。結果だけ見ると圧勝だが、終盤で逆転され、三途の川渡る寸前だった。結局、日本野球の国際舞台での根本的消極性に起因するような気がしてならない。
田淵コーチによると、長打を狙わずつなぎに徹しろ、だそうだが、4番の新井までがレギュラーシーズンよりもバットを短く持って打っていた。新井は試合の行方が決まった九回、最後にやっとホームランを打ったが、日本チームのホームランは3試合で2本は少なすぎる。どうしても自衛隊機の航続距離をわざと減らしている現実を連想する。野球までが一国平和主義でどうする。実力に見合わず弱腰なのも日本外交そっくり。
チャンスになればバントというのも国際試合のお家芸になってしまった。王貞治監督のWBCではそうでもなかったが、監督が代わるとまた伝統が復活した感じだ。合宿中に全員バント練習(星野仙一監督)って、そんなにバントが重要ならレギュラーシーズンでもバント多用すればいい。
で、日本は尻に火がつかないと点が取れない。韓国戦も台湾戦もそう。基本的に消極的だからどうしてもそうなる。もうちょっとメリハリな打ち方できないのか。
投手が良かったからカバーできたものの、本来なら前半でもっと得点していれば、星野監督の心臓に余計な負担かけることなかったろう。高血圧の人にもっと気遣いしないと。
これじゃ、アメリカやキューバ相手だとやばい。
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