AVP2 エイリアンズVS.プレデター

AVP2英語タイトル:Aliens vs. Predator: Requiemだんだんエイリアンとプレデターと区別し辛くなってきたと思っていたら、もうプレデリアン(Predalien)世代になっているんだ。
つまり、プレデターを宿主に生まれたエイリアン。ややこしくて戦略的にもこれでいいのか、と将来を懸念する。一方のプレデターも最強ハンターが乗り込んでデスマッチとあいなるが、見ている途中で、「おい、お前はどっちなんだよ」と見分け辛いことこのうえない。

前作に比べてストーリーはシンプル。Gunnison, Coloradoが、ヒロシマナガサキに次いで世界で3番目の被爆地となるお話。
写真↑のようにプレデターの輸送船がプレデリアンの逆襲で制御不能になるわけだが、普通なら死んでいるだろう、全部。アメリカのステルス爆撃機も頑丈だったが、こちらはもっと想像不能の頑丈さがあるんだろう、と思いつつ、やっぱり生き残ったのは、プレデリアンの幼生ぐらいにしておいた方が良かったかも。
人類の対応が遅過ぎる。あんなに歴然と墜落してるんだから、町の人が気づく前にNORADがキャッチし、墜落地点も推定して軍のヘリがすぐさま出動しているはず。それとも、株式会社ウェイランド湯谷が全てを取り仕切り、わざと彼らの行動を観察するためなのか。ちなみにこの会社名、日本語的には「ウェルネスランド湯谷」って感じで、日本のどこかの温泉地にでもありそうな名前だ。
それにしても、1979年のエイリアンから時系列が滅茶苦茶。人類はあの自転で恒星間飛行もしていたはずだが。1987年のプレデターは当時の現在で現カリフォルニア州知事とのデスマッチ。きっと時空が曲げられてしまったのだろう。
プレデターは元々地球を制覇する気などないハンティングヲタだ。ただ、その気になれば圧倒的なテクノロジーで丸ごとハンティングできるだろう。その割には指でいちいちキーボードを叩くなんて1987年比で遅れている部分も目に付くのだけれど。
エイリアンは宇宙最強生物と言っても、人類のマシンガンでもやっつけられるので、実際にはそんなに怖くないだろう。
結局、ウェイランド湯谷はプレデター使用の高性能イオン銃を獲得することになる。これは次回作の伏線になるのだろうか。
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