ワーキングプアはオーストラリアを目指すか

今、オーストラリアのタクシー運転手の年収は円換算1500万円だそうだ。そうなんだ、出稼ぎに行けばいいんだ。
日豪の為替レートを見ると、最近でこそ乱高下しているけれど、円安はユーロ並み。ヨーロッパの親戚に加えて資源高のオーストラリアだから当然か。有力外貨投資先ではあったが、金のない人は、体丸ごと持って行けばいい。別にタクシー運転手でなくても、コンビニ店員でも、土木作業員でも何でもいい。入り込めれば小金持ちだ。オージー・イングリッシュにたじろいでいる暇なんかない。
10年前、あっちに行った時、タクシー運転手なんか明らかに多国籍だった。北部のダーウィンなんてむしろ東南アジア系の人が多かった。
今度変わった政権も反白豪主義だそうだから、チャンスかもしれない。ジャパ行きさんの逆を行けばいい。既に中国で就職している人は聞くが、お金貯めるならオーストラリアやニュージーランドだろう。
もちろん、物価だって高いだろうけど、節約生活すれば、貯金額も日本で働いているよりはるかに多く貯められる。永住は難しげらしいけれど、出稼ぎで居座る手がありそうだ。これまで日本を捨てるのは、金持ちの税金対策とか定年後の隠居生活かと思っていたら、恵まれない若者棄民こそ死語になった「海外雄飛」の復活が期待される。
若干心配なのは、あっちもバブルぽくバブルはじけて不況になる恐れあるけれど、どうせ日銀はいつまでたっても金利上げる度胸なさそうだから豪ドル高円安は基本的に変わらなさげだ。
そういえば、知り合いの知り合いが行方不明になったが、風の便りによると、ニュージーランドに住んでいるらしい。意外ともう実践している人多いかもだ。
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