マリア・カラス 最後の恋

mariacallasジョルジオ・カピターニ監督、ルイザ・ラニエリジェラール・ダルモン。何が気に食わないかと言えば新人歌手だった芋姉ちゃんマリア・カラスはその後も、ケバくなっただけで、ディーヴァとしての威厳が身に付かないこと。アリストテレス・オナシスはあんなに枯れた姿じゃなく、もっとギラギラしていたということ。
元祖お金があれば何でも手に入れられるオナシスとジャクリーン・オナシスは裸身でいちゃついているところをパパラッチにばっちりプールで撮られ、ブヨブヨの太鼓腹とチンポコを晒されている。映画のオナシスの痩せた今にも大病で倒れそうな紳士とはかなり印象が違う。実際には60歳過ぎても脂ギトギトおやじだった。
一方の元祖フツーの女になりたいカラスはオナシスと付き合い始めた頃には、ダイエットで痩せぎすになっていて、発声力も衰えていた。大体、ラニエリのカラスは全く繊細さもオーラも何もあったもんではない。どこにでもいそうなセレブ女にしか見えない。大体、本当に恋していたのか?まあ、カラス自身あまり賢いとは思えない人生らしかったけど。もうちょっと何とかならんかったのか。
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