廃屋

遭難の7人 全員が無事救助(NHK) 廃屋を見つけ、交代でまきをくべて、たき火の番をしながら、誰かに連絡を取る手段を考えたり、「頑張ろう」と励まし合ったりして、雪が降りしきる中、2晩過ごしたということです。
自分も山中の廃墟のスキー場の廃屋で1泊したことがある。廃屋って有難い。
その廃屋はスキー場のベースになる小屋で、かなりオールドファッションのスキー靴やスキー板も置いてある。土間で食事を作るのは快適でテントよりもはるかにいい。カビと垢まみれの布団もあった。これだっていざとなれば物凄く有難い。
柱には柱時計がある。ためしにゼンマイを回すと、針が動く。0分になると、カーン、カーンと時報まで鳴らしてくれる。
しかし、不気味だなあ。こんな人里はなれた山奥でこんな音が周囲の雪山に鳴り響くちゅーのは、と仲間と変な気分になった。
遭難者たちは廃屋がなかったら、生還できたろうかと考える。
大体、今はそんな山奥まで行かなくても過疎化した里には結構廃屋がある。まるで廃棄物のように見捨てられているが、廃屋はONさえすれば、立派な家屋なのだ。非常の際には有難い廃屋だ。
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