優雅な欧州官僚

藤井敏彦の「CSRの本質」:ヨーロッパ人が忙しくない3つの理由ラッセルに赴任して欧州委員会の官僚を相手に仕事するようになった時、いや驚いたのなんのって。彼らの優雅なこと!昼は2時間かけてランチ。6時にはオフィスは無人状態。夏は一ヶ月間バカンス。おまけに給料ははるかに多い。ワタシ心に誓いました。来世も役人やるとしたらヨーロッパ人に生まれて欧州委員会に勤めようって。
だけど、肝心のことが抜けている。
理由1:自分に甘く他人にも甘い
理由2:同じ仕事をずっとやる
理由3:権限委譲が徹底されている

↑これは日本で言うノンキャリのことか、キャリア組のことか、あるいはどちらでもないのか、はっきり言ってもらわないと。藤井さんのカウンターパートはノンキャリだったりして。向こうでノンキャリが務まる仕事をこっちはキャリアがやるとか。というか、あちらさん相手だと、向こうは必ず格下が相手するとか。そこら辺の事情、どうなんだろう?
で、なんで給料はるかに高いの?
単にユーロ高のためでもなさそう。昔からそう言われていたし。説明が不徹底で隔靴掻痒だ。例えば、比較しているのが本給ベースなのか、その他色々ワケわからない手当も含めての比較なのか、はっきしして欲しいところ。
ついでに、あっちは天下りもあるんかね。日本の官僚、天下れば、出社しなくても、つまり実質仕事しなくても高給らしいけれど、それを合わせるとトータルでどうなのよ、という話になる。
色々考えると、書かれているほどには給料差がないんじゃないか、とも思えてくる。
ま、死んでいるかもしれない年齢になってから高給もらえても博打みたいなもので、現役のうちから高給の方がいいだろうから気持ちは分かるけれど。
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