「友達の友達はアルカイダ」再考

鳩山邦夫法務相の「名言」再考第2弾。第1弾はこれ。知り合から聞いた話を考えると、これもたまたまの気紛れ発言ではないように見えてくるから不思議だ。
友達の友達はアルカイダ」の発言は昨年10月29日の日本外国特派員協会の講演で、入国審査時の指紋採取などを外国人に義務付ける改正入管難民法の11月施行に関連する質問に回答した中での発言。2002年10月にインドネシア・バリ島で起きた爆弾テロ事件を踏まえてのものだった。
その後、12月22日には「外国人看護師ら受け入れ・まず1000人、インドネシアから」(日経) 厚生労働省は日本とインドネシアが今夏に署名した経済連携協定(EPA)に基づき、当初2年間で看護師ら1000人を受け入れる方針を決めた。同国政府に通知し、同意を得た。日本の国会での協定承認後、2008年度にも受け入れを開始する。看護や介護分野の人手不足を解消するのが狙いで、初の本格的受け入れとなる。成功すれば、少子高齢化社会の進展に備え、EPAをテコにした外国人労働力の活用に弾みがつくことにもなりそうだ。
という報道があり、直近の報道では、「インドネシア、介護士ら年内にも来日 就労中に研修」(朝日2/11) 日本に来た候補者は、6カ月間の日本語研修を受けた後、病院や老人ホームなどで助手として働きながら技能を身につける。日本語の国家試験に合格すれば事実上無期限で在留し、施設で看護師、介護福祉士として就労できる。
渡航費と日本語研修費は日本政府が負担する。政府は08年度予算案に、フィリピンからの派遣も含め関連費用として約19億円を計上している。

とある。
知り合いによると、元々看護師、介護福祉士の日本派遣はフィリピンから受け入れを想定していたようだが、「政治力学」でインドネシア優先になったそうだ。「日本語研修なんてどっかの国の方式と同じだよ」「看護、介護よりもっと美味しいいかがわしいビジネスに人を流し、こき使う、もう先が見える」のだという。
事実だとしたら忌まわしい話だ。鳩山邦夫法相の発言は、やはり何か隠された事実の仄めかしに思えてくる。「入国管理局は法務省なんだよ」と、知り合いは付け足した。そりゃ、知っているけどさぁ。
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