携帯産業も言語障壁で国際化できない?

携帯3社の株価を「普及曲線」で読み解く・勝間和代(日経) この数年間に起きた変化は、実はたった1つの法則で説明できる。それは「普及曲線」の変化である。技術を中心としたイノベーションは、一般的には下記のような曲線をたどる (出所:「イノベーションの普及」、エベレット・ロジャーズ著)。
まあ、色んなところからパクリしてくる人だけど、これは携帯各社が今後も国内のみ、サービスも拡大しないことを前提じゃなかろうか。
確か孫正義さんは、今の携帯はまだ機能の10分の1も使われていない、とか言っていた。それでも日本の携帯はサービス過剰気味で、かえってそれが携帯電話機の海外進出を阻害しているなんて話も仄聞する。三菱電機三洋電機も携帯端末から撤退したばかり。
これはドコモやKDDIソフトバンクのような携帯電話3社とはちょっと違う話かもしれないけれど、携帯は、国内だけでなく、世界中ドコモで使えるというのが本来の姿のはずだけれども、なぜか家族内無料サービスだのと内向きのサービスばっかが目立つ。
世界の携帯の普及率は50%くらいのようだ。携帯3社が国際間競争に乗り出せば「たった1つの法則」では終了にならないはずだ。サービス面で言っても、今は凝り過ぎが、近い将来には国際市場で優位性を確保するメリットになるかもしれない。それとも、ここにも「言語障壁」が厳然と存在して、ハンディキャップ戦を強いられるのだろうか。
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