マスコミ気にして犯人射殺できなかった茨城県警

「捕まえてごらん」容疑者、前日警察に電話 茨城殺傷(朝日) 荒川沖駅では改札口の内側と外側に2人、ホームに2人、東西のロータリー口に各1人、東ロータリーに2人、防刃チョッキを着た私服捜査員を配置した。だが、金川容疑者を見つけることはできず、駅の通路では、警戒中の巡査も襲われた。巡査は同僚に取り押さえるよう伝えたが、追跡した捜査員も行方を見失った。
普通なら、飛んで火にいる夏の虫、袋のネズミのはずだが、警官までやられている。
アメリカなら、この時点で発砲、射殺だろう。追いかける前に撃てよ。「捕まえること」が第一で、周りの市民を守ることは第二。市民を守ることが第一なら、即銃撃、射殺しても構わない。けれど射殺したら射殺したで「ショック!! 市民の目の前で発砲」とか新聞の見出しが目に浮かぶ。警察はそれを気にして「生け捕り」優先だ。犯人だって予め警察の対応を想定していたのだろう。
それをマスコミは「大失態」だの「警戒が不十分」だの挙句は「無線持っていなかった」だのと言う。関係ないだろう。いい気なものだ。少しでも警官が発砲すれば、必ず警察幹部に「適切な使用だったと認識している」と見解を言わせる。適切かどうかを自分で判断しようとせず、警察の態度をまず評定する。これじゃ殺された市民が浮かばれない。マスコミ対応マニュアルで臨機応変に動けない現場警察官のジレンマが想像できる。こんな専守防衛憲法第九条的対応じゃ税金の無駄遣いだ。
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