高尾山頂おそうじ小僧は桜も掃除する

takaosakura風が強く、小雨まじりの中を高尾山を登る。もう、桜も散っているだろうなあ、雲がどんより垂れ込めて富士山は当然見えないだろう。で、まあ、その通りだった。山頂のほとんどの桜は八分散り。かろうじて満開に近いのは一つか二つくらいか。
散ったら散ったで桜の絨毯という可能性もあったけれど、それもない。この「おそうじ小僧」がまめに掃除していてくれるからだ。
この「おそうじ小僧」とは山に吹く風のシンボルだ。散ったら散ったで、吹き抜けの山頂を綺麗に掃除してくれる。はた迷惑なことではある。
というのは、こちらの勝手な解釈で要は「ゴミは持ち帰りましょう」という意味なんだろう。
けれど、そんな無粋な解釈は拒否したい気になる。風のおかげで汗も消えてくれる。「風の神さま」の方がやはりいい。
満開の桜もいいが少し寂しげな桜と雲の取り合わせもいいものだ。新緑はまさにこれからで、これには「おそうじ小僧」はお呼びでなくなる。
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