ギララの逆襲/洞爺湖サミット危機一発

ギララ1公式サイト河崎実監督、加藤夏希加藤和樹ザ・ニュースペーパー(渡部又兵衛、松下アキラ、福本ヒデ)、黒部進古谷敏夏木陽介みうらじゅんリリー・フランキー水野晴郎ビートたけし。「日本以外全部沈没」の安泉純二郎首相が大泉純三郎元首相として凛々しく変身(実はもう一度変身するんだけど)。今回も暑さ対策の暇潰し必見
こういうのを昔懐かしい駄菓子味の映画と言えばいいのか。もう滅茶苦茶だ。ギララが1967年の作だそうだから、特撮もその時代に合わせたのか、あるいは単に予算の問題なのか、ウルトラマンも出演していることだし。しかし、全部許せる。
冒頭、ビートたけしが客員編集長している東スポの記者とカメラマンが森を彷徨う時点で植生が北海道らしくないのには目をつぶろう。ついでに洞爺湖サミットは7月開かれたのに森にはなぜか秋の気配が漂っているのにも目をつぶろう。
ギララ2ところで、あのお寺だったか神社だったか、先祖代々伝えられたって、いつのことだろう。信者たちはウタリぽくないので、歴史はせいぜい150年にもならないようなことにも目をつぶろう。あの踊りは秀逸で文句の付けようがないのだから。
ネタが2008年というより主に2007年9月あたりなのも目をつぶろう。安倍晋三首相は伊部首相で現役で登場、外国の首脳には「アイベ」なんて発音されていたような。福田康夫首相の出番がないのは、間に合わなかったというより普通に興醒めだからだろう。
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