谷亮子における正社員と非正規社員の格差

北京五輪:柔道 女子48キロ級 ママ無念、谷「銅」 5大会連続メダル(毎日) しかし、日本選手として史上最多となる5大会連続のメダル獲得を果たした。
日本というより、世界でもこんな例あるんだろうか? 本来なら「無念」というより偉業のはずなんだけど。けれど、世間は「五大会連続メダル」では盛り上がらない。
それは恐らく、「ママでも金」じゃなかったからというより、
2008年の北京オリンピックへの出場の意欲を見せ、全日本女子柔道選抜体重別選手権大会に出場。決勝戦山岸絵美に日本人選手相手に、1990年以来となる技で有効ポイントを奪われる完敗を喫したが、全日本柔道連盟は「外国人選手と戦う五輪本大会で確実に金メダルを期待出来る選手である」として、谷を代表に指名した。(ウィキぺディア)
ことが思いのほか、響いている気がする。
英語版Wikipediaではもっときつい。
本来なら出場権さえ手に入れられなかったのに「ママでも金」というキャッチコピーを流産させないために出場させるしかなかった。だから、「五大会連続メダル」自体が嘘なんだということ。たとえ金メダルであっても、きっとどこかシラ〜とした雰囲気あったと思う。テレビだけがカラ盛り上がりしていたろうけど。
それはどこか正社員と非正規社員との格差と重なってくる。谷亮子選手はエリート正社員、山岸絵美は正社員になり損ねた非正規社員
テレビ局や広告会社から見れば、それは当然なんだろう。何せ知名度が違い過ぎる。視聴率取れる力が違い過ぎる。
同じ柔道で3大会連続金メダル取った野村忠宏が一向にマスコミ受けせず、それにめげたのか引退してしまったが、スポーツにおける「正社員」「非正規社員」の違いはモロに視聴率で決まるんだろう。特に個人協議の場合。
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