マダム・スシvs.マダム創造説
自民総裁選:10日告示・22日投開票…党内の動き本格化(毎日) 小池百合子元防衛相も出馬意欲を表明。小池氏は2日夕、経済政策で麻生氏と対立する中川秀直元幹事長と会談するなど、総裁選に向けた党内の動きが本格化した。
副大統領候補ペイリン氏:「環境より開発」派、創造説教育支持(WIRED VISION) 副大統領候補に選ばれた、現アラスカ州知事のSarah Palin氏は、ホッキョクグマの数が減少しているという調査報告を重視せず、北極野生生物保護区(ANWR)での石油掘削を推進している人物だ。さらに同氏は、学校における科学の授業で創造説が教えられることを望んでいる人物でもある。
日米双方「選挙の顔」を女性にするとなると、色々トンデモないことが起こる予感。
「マダム・スシと呼んで」なんて聞いた日に虫酸が走ったのを覚えている。もう恥じらいも何もない。こんなこと言ったらズッコケられるだろう、という感覚すらない。「選挙の顔」になる用件は厚顔無恥であることが第一だ。
創造説で開発優先だけでなく自分の息子をわざわざ9・11にイラクに出征させる副大統領候補というのもアレだが、この人の目、異様に明るく輝いて前向きすぎて気持ち悪い。なんかおバカな善人を体現したような人物だ。
サラ・ペイリン、テレビ・キャスターの経歴もあって、マダム・スシと同じ。ミスコン荒しだったそうな。そのマダム・スシも負けていない。党首男荒しの経歴で出世する前向きの明るさときたら。恐らく「選挙の顔」として打って出るだろう。けれど、あちらはまだ副大統領候補、こちらは総理大臣候補。窮すれば村山富市まで総理にさせる国だからきっと周りもやる気マンマンなんだろう。中川秀直、上げ潮したかったら自分で名乗れ。
一昔前ならトンデモないで終わったような冗談が、今は現実的な力となる。なぜだろう。一言で言えば、投票に行く有権者がアホになったとしか言いようがない。求められるのは「祭り力」。もともと政(まつりごと)だから、ある意味正統派と言えば正統派なんだろうけど。
けれど、まともな神経持った人はますます投票に行かなくなるだろう。
Clickで救えるblogがある⇒