クビにされる側の論理

元若ノ鵬、会見で「すみません」4回 相撲に未練も(朝日) 大麻取締法違反(所持)の容疑で逮捕され、処分保留で釈放された大相撲の元幕内力士、若ノ鵬(20)=本名、ガグロエフ・ソスラン=は8日午後、東京都内で記者会見した。何度も謝罪の言葉を繰り返したが、大麻の陽性反応が確定し、この日、日本相撲協会から解雇された露鵬白露山について、一緒に吸ったことなどはないと否定した。
大分県教委、6人の採用取り消し(同) 大分県教育委員会は7日、臨時会を開き、08年度教員採用試験で得点が改ざんされて合格した教員20人(別に1人がすでに辞職)のうち6人について、8日付で採用取り消し処分をすることを決めた。残る14人については同日付で退職願を受理する。現在、学級担任をしている18人のうち、7日夜までに臨時講師になる意向を示していない7人が担任から外れるという。
こんなポイ捨てみたいに簡単に解雇されていいのかと思う。
相撲評論家の滑稽本氏によると「外国人力士が悪い」で、スポーツ評論家は固まってしまい、大相撲の伝統とか文化を錦の御旗にする茶番を言い募っておられる。そうだ、そうだ、大麻口吸いはロシアの文化らしい。で、「口利き」も日本の文化で、伝統や文化を前面に持ち出すと訳が分からなくなる。死者を出した事件では辞任しなかった北の湖理事長、処分保留程度の事件で辞任し、当の本人たちは問答無用でクビ。外国人だと切りやすいみたい。
大分県教委だって、口利きで合格した人のほとんどは自分自身は口利きで合格していたことすら知らなかったようだ。それでも自主退職しろと脅され、言うこと聞かなかったらクビってそりゃあんまりだろう。人生狂わされた責任誰が取ってくれるんだと。大分県教委幹部全員辞任じゃないのか。
大体、辞任即、元横綱三重の海武蔵川が満場一致で就任って、いい加減な文化だこと。自民党の向こうを張って、華々しい理事長選挙やればよかったのに。貴乃花親方も出馬すれば、自民党総裁選も少しは影が薄くなったろうに。
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